平戸 投票用紙を二重交付した疑い 長崎県選管発表

2021/10/29 [12:10] 公開

 長崎県選管は28日、平戸市生月支所の衆院選期日前投票所で比例代表の投票用紙を二重に交付した疑いがあると発表した。
 市選管によると、同日午前11時~同10分ごろ、70代前後の男女4、5人が投票所を訪れた際、小選挙区と比例代表の投票を済ませた有権者1人に、再び比例代表の投票用紙を交付したとみられる。
 投票管理者が投票用紙の交付状況に違和感を覚え、残数を確認。比例代表の投票用紙が1枚少なかった。当時、複数人が同時に投票しており、交付係が小選挙区のみ投票を済ませたと誤認したと思われる。
 同投票所では投票用紙交付時、有権者の入場券に記す交付確認を怠っていた。市選管は市内全投票所に対し、投票用紙の交付確認を徹底するよう注意喚起した。