アジア太平洋広告祭「銅賞」 昨年8月9日の長崎新聞広告 平和公園の石畳

2021/04/09 [14:30] 公開

アジア太平洋広告祭で銅賞を獲得した2020年8月9日のラッピング紙面

アジア太平洋広告祭で銅賞を獲得した2020年8月9日のラッピング紙面

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 被爆75年を迎えた2020年8月9日の長崎新聞全体を包んだ「ラッピング紙面」の広告が「アジア太平洋広告祭(アドフェスト2021)」で銅賞を獲得した。コロナ禍で平和祈念式典の参加者数が限られる中、新聞の見開きの大きさ全体に式典会場となった平和公園(長崎市松山町)の石畳の写真を原寸大で掲載した。
 同広告祭はアジア最大級で8日に受賞作品を発表。世界中が新型コロナウイルスの感染拡大に直面する中、危機を乗り越え、公共や経済、文化などの利益のためにアイデアを生み出した作品に贈られる部門にエントリーしていた。
 広告は長崎新聞社と電通、電通九州長崎支社で企画制作。自宅や学校で足元に広告を置き、多くの人が黙とうをささげるなど県内外で大きな反響があった。
 責任者の福岡一磨長崎新聞社地域ソリューション部次長は「新聞社の売りである紙で何ができるか、チームで考えた。手に取った人に8月9日の長崎を想像してほしくてシンプルな石畳の写真にした」とし、「協賛社の理解があったから形にできた。ありがたい」と話した。企画立案の中心メンバーの一人で電通の鳥巣智行さんは「受賞が長崎の8月9日のことを世界に知ってもらうきっかけとなれば幸い」とコメントした。