「コンど コンね!」写真で魅力発信 東彼杵と小値賀 フォトコン

2020/07/30 [23:40] 公開

地域の魅力を伝える写真を募集している東彼杵と小値賀のフォトコンテストのポスター(東彼杵ひとこともの公社提供)

 東彼杵と小値賀にコンど、コンね-。新型コロナウイルス感染拡大の影響で観光業の先行きが見通せない中、写真を使って地域の魅力を発信しようと、東彼東彼杵町と北松小値賀町の観光関係者がフォトコンテストを企画した。8月1~31日の期間中、作品の応募と投票を呼び掛けている。
 県内自治体で人口が下から1、2番目の両町。以前から民間レベルで、イベント企画や商品開発などの知恵を出し合い、協力してきた。コンテストは、県の「観光地受入態勢ステップアップ事業」の支援を受け、東彼杵のゲストハウス「さいとう宿場」と小値賀のNPO法人おぢかアイランドツーリズム協会が同時に開催する。
 それぞれの町で撮影した風景や人物、食べ物などの写真を各専用ウェブサイトから1人3枚まで応募できる。応募作品は随時サイトで公開され、閲覧者は気に入った写真に投票できる。投票結果を踏まえた受賞作品に各町の特産品や宿泊券などが贈られる。
 さいとう宿場おかみの齊藤晶子さんは「町外の人が今は来られなくても、いつか来たいと思えるような写真を送ってほしい」と話している。問い合わせは、さいとう宿場(電0957.47.9723)、おぢかアイランドツーリズム協会(電0959.56.2646)。