未着工区間の協議開始「早い時期に」 JR九州社長が期待感 新幹線長崎ルート

2020/05/28 [11:09] 公開

 九州新幹線長崎ルートの未着工区間(新鳥栖-武雄温泉)の整備方式を巡り、佐賀県と国土交通省の協議入りに向けた調整に再開の動きがあることについて、JR九州の青柳俊彦社長は27日の定例会見で、「将来の議論もできるだけ早い時期に始めていただければいいなと期待している」と述べた。佐賀県と国交省の調整は新型コロナウイルスへの対応を理由に中断していた。
 また、未着工区間のフル規格での整備を求める姿勢について、新型コロナによる影響で変更はないかと問われ、青柳社長は「新幹線についてはフル規格で整備していただくのが一番いいというのは変わりない」と述べた。