4月6日は「城の日」 島原城の御城印400枚限定販売

2020/04/05 [00:00] 公開

6日から限定販売される「島原城築城400年記念御城印」のセット=島原城

 4月6日は語呂合わせで「城の日」。観光施設を運営する島原観光ビューローは、城の日に合わせて同日から、2024年に築城400年を迎える島原城(長崎県島原市城内1丁目)の記念品として「島原城築城400年記念御城印(ごじょういん)」を販売する。今後5年間、城の日を販売初日とし毎年400枚限定で売り出す。担当者は「御城印が島原を知る足掛かりとなってほしい」とPRする。
 同御城印はA6サイズで1から400までのシリアルナンバー(識別番号)入り。福岡市の書道家、井上龍一郎さん(67)がしたためた「島原城」の文字の上に、購入者自身で松平家の「重ね扇」など、歴代藩主の四つの家紋がデザインされたはんこを押印する。
 台紙は縦約18センチ、横約42センチ。各年で異なる藩政時代の古地図があしらわれる。20年版には国立国会図書館所蔵で、江戸時代の島原城を描いた「嶋原之城図」を使用。専用の台紙に収められる限定版の御城印は、同日から通年販売を始める「島原城御城印」(300円)とセットのみで販売。1セット1500円。
 初日は午前8時から同城天守閣前で整理券を配布。入館券(大人550円、小中高生280円)1枚につき1セット購入できる。