V・ファーレン 新社長に髙田春奈氏、強化部長に竹元氏

2019/11/29 [00:06] 公開

V長崎の次期社長に就任する髙田春奈氏(右)と新強化部長の竹元義幸氏=ジャパネットたかた本社

 サッカーJ2、V・ファーレン長崎は28日、勇退する髙田明社長(71)の後任に、明氏の長女で、ジャパネットメディアクリエーション(東京)社長の髙田春奈氏(42)が来年1月2日付で就任すると発表した。Jリーグ55クラブで唯一の女性社長になる見通し。

 国際基督教大を卒業後、ソニーを経て2005年にジャパネットたかたの人材開発を担うジャパネットソーシャルキャピタルを創立。2010年には現在社長を務める広告代理店ジャパネットメディアクリエーションの前身となる会社を設立した。社業の傍ら、東京大大学院で教育思想の研究を続け、V長崎の上席執行役員として2018年からクラブ運営・広報も担当している。

 就任に際して「県民、ファン、サポーターの愛の深さ、そこから生まれる平和への可能性を感じている。皆さんとともにスポーツの持つ夢をより多くの人と共有し、子どもたちの未来に貢献したい」とコメントした。

 強化を担当する竹元義幸氏(46)の強化部長への昇格も発表した。