明治安田J2最終節（24日・デンカビッグスワンスタジアムほか＝11試合）V・ファーレン長崎は新潟に1-2で敗れ、最終戦を白星で締めくくることはできなかった。通算成績は17勝5分け20敗の勝ち点56。順位は前節と変わらず12位で手倉森体制1年目のリーグ戦を終えた。
V長崎は0-0で折り返した後半3分に先制を許した。11分に高杉がゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。その5分後、CKから追加点を決められた。43分に米田のミドルで1点差に迫ったものの、反撃は及ばなかった。
横浜FCが愛媛に2-0で快勝し、5連勝の勝ち点79で2位を守って13年ぶりのJ1昇格を決めた。皆川のPKで先制し、斎藤が加点。終盤には三浦がJ2最年長出場記録を更新する52歳8カ月29日でピッチに立った。
大宮は金沢と1-1で引き分け、勝ち点75で3位。6位までの徳島、甲府、山形とともに、12月1日からのJ1参入プレーオフに回る。既に優勝を決めていた柏は13-1で京都に大勝した。オルンガが8ゴールを決め、J1、J3を通じて1試合のチーム、個人最多得点記録を更新した。鹿児島がJ3降格圏の21位となった。
V長崎は天皇杯で勝ち残っており、12月21日午後4時5分から茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムで鹿島と準決勝を戦う。