島鉄バス空港線 鉄道乗り継ぎに 来月から本諫早駅発着

2019/09/21 [12:10] 公開

 島原鉄道は10月1日から、長崎空港と島原港間を1日4往復している路線バスを、全て諫早市の本諫早駅発着に変更する。空港-同駅間のバスは9便に増やし、島原市方面は鉄道に乗り継いでもらう。
 同社によると、島原市内と空港間は、待ち時間を含めても約2時間と変わらない。鉄道の利用で交通渋滞が回避でき定時制を確保。バス便数を増やし航空便との接続の利便性を向上させたと説明している。
 運賃(大人片道)は現在1800円。消費税増税に伴い引き上げられる10月1日以降は、島原港-本諫早駅間の鉄道運賃は1490円。同駅前-長崎空港間のバスは680円で、計2170円となる。
 本諫早駅前は駅前駐車場を廃止し、ロータリーを新設する。