ようこそ長崎へ スコットランド代表到着 ラグビーW杯

2019/09/11 [00:37] 公開

到着口で園児らが出迎える中、歓迎を受ける選手団=大村市、長崎空港

 20日に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会を前に、長崎市でキャンプに臨むスコットランド代表選手団48人が10日、空路で長崎県入りした。
 大村市の長崎空港では、到着した選手団を園田裕史大村市長や地元の幼稚園児らが、スコットランドの国旗を振るなどして出迎え。セレモニーで園田市長は「キャンプが充実したものになるよう、長崎、大村市民は、みな応援している」と歓迎し、選手や監督に花束を贈った。
 選手らは市民に見送られながら長崎市に向け、バスで出発。ラグビーボールにサインをしてもらった大村聖母幼稚園の岡本さやかちゃん(6)は「大きい人ばかりでびっくりしたけど、とても優しかった」と笑顔で話した。
 選手団は約1週間、長崎市内で調整に臨む。期間中は市内で元選手によるラグビー教室などのイベントも開催され、11日午後2時からは同市総合運動公園かきどまり陸上競技場で練習の様子を一般公開する。
 長崎県内ではほかに、トンガ代表選手団が島原市でキャンプに入る予定。

園田市長(左から3人目)らから花束を受け、記念撮影をするスコットランドの監督、選手ら=大村市、長崎空港