世界遺産保全 88万円を寄付 アサヒビール長崎支社

2019/08/20 [16:00] 公開

寄付金を贈った古川支社長(右)=県庁

 アサヒビール長崎支社は19日、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の保存整備に役立ててもらおうと、売り上げの一部の約88万円を県などに寄付した。
 アサヒビールは2013年から保存整備活動を支援しており、13年以降の寄付総額は約1120万円。今年は7月に県内に出荷した「アサヒスーパードライ」(缶350ミリ、中瓶500ミリ)の売り上げ1本につき1円を寄付。県に70万円、NPO法人世界遺産長崎チャーチトラストに約18万円をそれぞれ贈った。
 県庁を訪問した古川充彦支社長は「素晴らしい世界遺産を後世に伝えるために、微力ながら引き続き支援したい」とあいさつ。中村法道知事は「しっかりと構成資産の保存、継承に力を注ぎたい」と述べ、古川支社長に感謝状を贈った。