平和祈念式典に向け テント設営

2019/08/08 [10:57] 公開

平和祈念式典に向け、大テントが設営された平和公園=長崎市松山町

 長崎市は7日、長崎原爆の日の8月9日に開く「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」の会場となる平和公園(松山町)に、一般参列者のための大テントを設営した。
 設営は4日の予定だったが、台風8号の影響で先延ばしにしていた。作業は県テント・シート工業組合が担当。巨大な白い天幕をクレーンでつり上げ、鉄製ポールで固定した。
 大テントは縦横約40メートルで、高さは12メートル。約3200人を収容できる。昨年同様、熱中症対策としてミストシャワーやミスト扇風機、氷柱を設置。参列者には瞬間冷却剤を配布する。
 8日は大テント内に椅子などを置くほか、平和祈念像の下に折り鶴をモチーフとした生花パネルを飾り付ける。式典は9日午前10時40分から。