愛称“トラスタ”契約更新 船津会長らが長崎県庁訪問

2019/07/11 [11:00] 公開

中村知事と握手するトランスコスモスの船津会長(右)=県庁

 長崎県立総合運動公園陸上競技場(諫早市)の愛称「トランスコスモススタジアム長崎」の使用継続が決まり、命名権を持つ業務受託大手のトランスコスモス(東京)の船津康次会長らが9日、県庁を訪れ、中村法道知事にあいさつした。
 命名権は施設のサービス向上に活用しようと2016年に初めて公募。同社が3年間で契約していた。新たな契約期間は8月1日から24年7月31日までの5年間。命名権料は変わらず年間1050万円(税抜き)。
 競技場はサッカーJ2、V・ファーレン長崎の本拠地でもあり、イベントや各種大会時には多くの人でにぎわう。船津会長は3年間を振り返り「企業ブランドを支えてもらった。今後も雇用など、さまざまな場面で役に立ちたい」とあいさつ。中村知事は「スタジアムは『トラスタ』と県民に親しまれている。いただいた貴重な財源を有効に使いたい」と述べた。