メクル第351号 英語だけでクッキング 松浦「イングリッシュキャンプ」

2019/03/09 [10:35] 公開

 松浦(まつうら)市内4小学校の5年生6人がALT(外国語指導(しどう)助手)と英語だけで過(す)ごす「イングリッシュキャンプ」が2、3の両日、同市志佐(しさ)町の市生涯(しょうがい)学習センターであり、英語レッスンやピザ作り、映画(えいが)鑑賞(かんしょう)、ゲームなどを通して交流を深めました。
 同市国際親善(こくさいしんぜん)協会が子どものころから英語に親しみ、外国人とのコミュニケーション力を身に付けてもらおうと企画(きかく)。今回で2回目です。夕食のピザを一緒(いっしょ)に作る「英語でクッキング」では、ハムやベーコン、チーズなどの材料の正しい発音を学びながらトッピング。それぞれオリジナルのピザを焼いて食べました。
 2日目は学習の成果や将来(しょうらい)の夢(ゆめ)を英語で発表。星鹿(ほしか)小の入口翔月(いりぐちはづき)君(11)は「英語の勉強になった。いろんな体験ができた」、志佐小の中原亜郁佳(なかはらあいか)さん(11)は「先生たちが話す英語もだんだん聞き取れるようになり、楽しかった」と感想を話しました。
 スタッフとして参加した市嘱託職員(しょくたくしょくいん)で国際教育・活動支援(しえん)員のフィオナ・マニングさん(35)=オーストラリア出身=は「5年生とは思えない英語を話していた」と子どもたちの上達ぶりを褒(ほ)めていました。

ALTと英語で会話しながら夕食のピザを作る子どもたち=松浦市生涯学習センター