国体の遺産引き継ごう 長与で九州高校女子ソフトボール交流大会

2019/03/03 [12:38] 公開

 ソフトボールの第3回長与町九州高校女子交流大会(町協会主催)が2日、長崎県西彼長与町の長与総合公園ふれあい広場などで始まり、九州各県の13チームが熱戦を繰り広げている。3日まで。

 2014年の長崎がんばらんば国体の遺産を引き継ぎ、各校のレベルアップにつなげようと毎年この時期に開催。同国体でソフトボール少年女子を実施した同広場などを会場に、2日間で延べ29試合を行う。

 全国選抜大会(16~19日・佐賀)に出場する長崎商や熊本商など県内4、県外9チームが参加。この日は各チームが2、3試合ずつをこなした。選手たちは選抜大会に向けた調整や強豪校との戦い方などそれぞれテーマを持ち、はつらつとしたプレーを見せていた。

 選抜出場組の鹿島・鹿島実・鹿島新(佐賀)と対戦した活水の横松あみ主将(2年)は「相手は小技もうまく、全員で得点を取ることを徹底していた。自分たちも県高総体4強を目標に、粘り強さを身に付けたい」と刺激を受けた様子。同協会の山本寛理事長(69)は「親睦を深めながら、競技のさらなる振興につながれば」と期待していた。

それぞれテーマを持ち、熱戦を繰り広げる選手ら=長与総合公園ふれあい広場