木のおもちゃ楽しいね 松浦でイベント

2019/02/24 [00:05] 公開

 子どものころから人と木や森とのかかわりを考えられる豊かな心を育む「木育キャラバンin松浦」が23日、長崎県松浦市志佐町の市文化会館ふれあいホールであった。多くの親子連れや市民が訪れ、おもちゃや遊具で遊びながら木のぬくもりを楽しんだ。24日も開く。

 「木育キャラバン」は、NPO法人「芸術と遊び創造協会」(東京)が運営する「東京おもちゃ美術館」が年間約40カ所で行う木のおもちゃの移動型美術館。松浦市、松浦市教委などが主催し、長崎県内で初めて開催した。

 ホール内にはさまざまな形の積み木やパズル、こまなど約200種類のおもちゃが並んだ。丸太切りから始まるコースターづくり体験や木製のシーソーやブランコなどの遊具もあり、訪れた人はおもちゃを手に取りながら楽しんでいた。

 松浦市御厨町のみくりや保育園の重元伽埜(ときの)ちゃん(6)は「木の卵(ボール)のプールやいろんなおもちゃがあり、楽しかった」と話した。

目を輝かせながら木のおもちゃで遊ぶこどもたち=松浦市文化会館