【平成の長崎】生ごみ活用の野菜作り伝授 「生ごみ減量化リーダー」

2019/02/26 [00:00] 公開

 生ごみを活用したおいしい野菜作りなどを伝授する研修会が4日、西海市大島町の市商工会旧大島支所で始まった。「生ごみ減量化リーダー」の育成を目的に佐世保市のNPO法人大地といのちの会(吉田俊道理事長)が県と連携して開催、約40人が参加した。
 吉田理事長は、虫に食べられにくい野菜作りを紹介。紫外線や害虫などから守る抗酸化成分「ファイトケミカル」を多く含んだ野菜を作るために、土壌などを適切に手入れする必要性を説明した。その後、参加者は町内のビニールハウスに移動し、生ごみなどを混ぜた土作りの実演を見学した。
(平成28年2月7日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

吉田理事長(右)から生ごみなどを混ぜた土の作り方を学ぶ参加者=西海市大島町