スタジアム計画、採用強化 ジャパネットが2020年から

2019/02/23 [11:00] 公開

 通販大手ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)は、長崎市で進める新サッカー専用スタジアム建設計画「長崎スタジアムシティプロジェクト」に携わる社員の採用を2020年から強化する。今年はプロジェクトに関するインターンシップを初めて企画。建設予定地を見学し、担当社員に企画提案をしてもらう。同社は「長崎を盛り上げたい人に参加してほしい」としている。

 ジャパネットは、長崎市の三菱重工業幸町工場跡地に、子会社でサッカーJ2のV・ファーレン長崎のホームスタジアム建設を計画。「長崎スタジアムシティ」として、周辺にマンションやオフィス、商業施設などを一体化させた大型複合施設を整備する。

 整備は23年の完了を目指している。このため20年から新卒採用を増やし、計画に携わるメンバーを育成する。

 インターンシップは2日間の日程で、初日に建設予定地を見学。メンバーの一員になった想定で課題を考え、解決に向けた調査や企画立案に取り組む。2日目は、責任者にプレゼンテーションをした上で、担当社員との座談会を開く。

 定員は30人程度。場所は長崎市内を予定し、初回は2月27、28日に開く。次回(3月18、19日)の参加者を募集中。追加日程も検討している。会社ホームページからエントリーできる。

サッカー専用スタジアムを中心とした「長崎スタジアムシティ」のイメージ(ジャパネットホールディングス提供)