「雲仙灯りの花ぼうろ」“霧氷”電飾と花火で彩り

2019/02/06 [00:05] 公開

 長崎県雲仙市の雲仙温泉街一帯で、霧氷をイメージしたイルミネーションイベント「雲仙灯(あか)りの花ぼうろ」が開かれている。23日まで。期間中の毎週土曜は花火千発が打ち上がり、湯のまちを光の競演で彩る。
 雲仙の冬の風物詩である霧氷は、地元では「花ぼうろ」と呼ばれ親しまれている。期間中、氷の結晶をデザインした電飾がまちをライトアップ。打ち上げ花火は午後9時半から約15分間。毎週日曜午前10時~午後3時は、旧八万地獄で地熱を活用したこたつ「エコタツ」が登場。写真共有アプリ「インスタグラム」を使った宿泊券などが当たるフォトラリーもある。
 初日の2日は、観光客らが光に包まれた温泉街を散策。福岡市から訪れた会社員の田中剛史さん(46)は「イルミネーションと冬の花火、それに温泉も楽しめて満足」と笑顔を見せた。イベントの問い合わせは同温泉観光協会(電0957.73.2233)。

ライトアップされた街路樹と打ち上げ花火=雲仙市、雲仙温泉街