あすから 長崎・新大工「まちゼミ」 店主が商売の知恵伝授 ヨガ、リトミック、漫才など33講座

2024/04/22 [12:20] 公開

10店舗が出張し、店主らがこつを伝授したまちゼミ味見マルシェ=長崎市魚の町

 長崎市の新大工町商店街で23日から、店主らが日頃の商売で得た知恵やこつを市民に伝授する「まちゼミ」が始まる。同商店街振興組合主催。一足先に講座を受けられる「新大工まちゼミ味見マルシェ」が21日、同市魚の町の市役所前広場であり、訪れた市民らは、店主らと会話したり、ステージイベントに参加したりして楽しんだ。
 マルシェには10店舗が出張し開講。肩凝りを改善する体操やリズムジャンプなどのステージイベントでは、訪れた子どもたちや市民が一緒に体験。講座のブースでは、ふろしきの使い方、エッセンシャルオイルを使ったハンドタッチ、スマートフォンの節約術などを店主らが伝授した。飲食や物販のキッチンカーや出店もにぎわった。
 23日~5月21日に開かれるまちゼミは、33種の講座がある。子どもやシニア世代向けのヨガ、音楽で体を動かすリトミック体験、「はじめての漫才づくり」などさまざま。初参加は6店舗で、親子のデコレーションケーキづくりや、初心者向け社交ダンスなどがある。
 受講希望者は商店街で配布するチラシや同商店街のホームページで内容を確認し、各店舗に電話などで予約する。無料だが、材料費が必要な講座もある。同組合(電095.828.3286)。