自民党長崎県連定期大会 谷川氏が新会長就任 新支部長3人、決意表明

2023/06/25 [10:00] 公開

定期大会で選任され、あいさつする谷川弥一会長(中央)ら新役員=長崎市大黒町、ホテルニュー長崎

 自民党県連の定期大会が24日、長崎市内のホテルであり、新役員人事を正式決定。新会長には谷川弥一衆院議員(81)=長崎3区、7期目=が就いた。
 谷川新会長は就任あいさつで、4月の佐世保市長選で推薦候補が落選したことに言及。県連選対委員会で選挙情勢や意向調査(投票)ではなく、「地元支部の推薦意向を覆すには3分の2以上の反対が必要」とした過程を問題視し、「前例がない決め方だった。(今後は会長として)筋を通していく」と強調した。
 三役は、幹事長に前田哲也県議(59)=長崎市区、4期目=を、総務会長に松本洋介県議(46)=大村市区、5期目=を、政調会長に中島浩介県議(56)=南島原市区、4期目=をそれぞれ選任した。
 大会には各支部や職域などの代表ら約210人が出席。来賓として茂木敏充党幹事長や鈴木史朗長崎市長も駆け付けた。次期衆院選に向けた集会も開催。衆院小選挙区定数「10増10減」に伴う候補者調整で決定した新長崎1~3区支部長の3人が決意表明した。