知事選


■押渕県議が出馬表明 無所属で

 県議の押渕礼子氏(71)は18日、来年2月の知事選に無所属で立候補することを正式に表明した。政党の推薦は受けない意向。  長崎市内で会見した押渕氏は「今こそ本当に県民本意の政治が必要と考え、命を守り、命を育てる政治をするために出馬の決意を固めた」と表明。スローガンとして「幼老共生を目指した明るい県政への挑戦」を掲げ、▽人口減少への歯止め対策▽地場産業振興強化▽地方版セーフティーネット確立▽県財政の見直し▽対話と協調−に取り組むと述べた。

 九州新幹線長崎ルート整備については、現行計画では費用対効果に県民の理解が得られておらず推進できないとし、フル規格への見直しを国に要請する考えを表明。県庁舎整備問題では県の財政状況から魚市跡地への移転・新築は一時凍結。国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防開門調査については反対。石木ダム建設問題については有識者会議などに諮問して解決策を見いだす考えを示し、事業認定手続きについては「取り下げられるなら取り下げたい」と述べた。

 押渕氏は長崎市出身で長崎大医学部卒。2003年の県議選長崎市区で初当選し、現在2期目。

 知事選には現在までに、前ルーマニア大使の東良信氏(61)、民主県政をつくる会事務局長の深町孝郎氏(67)、元農林水産省改革推進室長の橋本剛氏(40)、元参院議員の大仁田厚氏(52)が正式に立候補を表明。「新知事をつくる県民の会」や自民などが中村法道副知事(59)に出馬を要請している。

2009年12月19日長崎新聞掲載