インタビュー/長崎新聞長崎会 勝井一清会長

 地元警察との連携密に

 ―「長崎新聞あんしんネットワーク」設立の動機は。

 昨年から凶悪な少年犯罪、放火などが多発している印象を受けた。犯罪の増加に対し、民間が自主的に防犯対策に取り組む必要性を感じた。

 ―犯行現場を目撃する可能性もあるが不安は。

 従業員が、犯人を追ったり捕まえようとする事態が起きないか不安。情報の連絡にとどめるよう指導を徹底する。

 ―犯罪に遭遇した事例はあるか。


 今年の春、長崎市若草町で不審火があった際、犯人とみられる人間を配達員の女性が目撃し、警察に知らせた。

 ―全販売センターが結集する難しさは。

 県内七カ所の支部を中心に各地域をまとめてもらう。地元の警察署と緊密な連携を図る。

 ―子どもを守る取り組みは。

 大人が子どもに遠慮している時代だが、積極的に声を掛け、センター全店をいつでも子どもが駆け込める場所にする。

 ―市民、他企業の防犯活動との連携は。

 今年七月の「子どもを守る百人パトロール」に約六千人が参加したと知り、市民の関心の高まりを感じた。最終的には、既存の防犯ネットワークや今後同種の組織をつくる他企業と連携していくことになるだろう。