県庁駐車場1時間無料2月1日から4月末ごろまで試行

2019/01/29 [00:08] 公開

 長崎県は28日、県庁の外来者用駐車場(一般190台)について、2月1日から1時間まで無料とする運用を4月末ごろまで試行すると発表した。現行は県庁の部署に用務がなく、展望エリアや食堂の利用に限る場合は、30分につき150円の料金がかかっていた。
 県管財課によると、当初は用務がある人の駐車場の確保や、近隣民間駐車場への配慮から有料としてきた。用務がある人は各部署などで無料処理ができる。
 しかし昨年3~9月に駐車場が満車になったのは9日にとどまり「予想より少なかった」と同課。用務がある人の駐車場は一定確保できており、民業圧迫にも当たらないとみて方針転換した。複数の市民から「30分150円は高い」との声も寄せられていたという。
 試行期間は1時間を超過すると30分につき150円かかる。県は駐車台数や民間駐車場への影響を分析し、その後も1時間まで無料を続けるか判断する。

長崎県庁舎