長崎駅にカキ小屋 「小長井産」PR 来月3日まで

2019/01/27 [00:19] 公開

 長崎市尾上町のJR長崎駅かもめ広場で、諫早市小長井町の特産「小長井牡蠣(かき)」を焼いて味わう「かきフェス」が26日、始まった。2月3日まで。

 広く県内外にPRしようと、小長井町漁協とアミュプラザ長崎が初めて開催した。しちりん7台が並ぶカウンター席(1、2人用、300円)と、焼き台が22あるテーブル席(3~6人用、500円)。現地に足を運ばずとも、気軽にカキ小屋を体験できる。

 初日は午前11時の開始早々から満席になるほどの盛況ぶり。大阪府八尾市から仕事で訪れた会社員の西口太郎さん(46)は同僚と立ち寄った。突然爆(は)ぜたカキの汁を浴びながら、「ハプニングも含めてとても楽しめる」と初めてのカキ焼きを満喫。長崎市西北町の会社員、谷口孝志さん(53)は「身が大きく、味もいい」と話し、あつあつの冬の味覚を頰張った。

 カキは約1キロ千円。場内には日本酒やホットワインなどアルコール類の他、干物やソーセージ、おにぎりなどのサイドメニューも取りそろえている。

 制限時間は基本的に1時間。平日は午後4時~9時、土日は午前11時~午後9時まで。

小長井牡蠣やエビなどを焼きながら談笑する来場者=JR長崎駅かもめ広場