27日から「そとめ水いか祭り」 肉厚で甘~い味わい

2018/10/24 [15:49] 公開

 長崎県長崎市外海地区で27日から始まる「そとめ水いか祭り」を前に、地元漁協や飲食店でつくる実行委(林実委員長)が23日、長崎市役所に田上富久市長を訪ね、ミズイカを贈り、料理も振る舞った。

 長崎市外海地区は長崎県内有数のミズイカの産地。祭りは2011年から開き、8回目。期間中は四つの飲食店が、それぞれ趣向を凝らした「水いか御膳」を提供する。

 林委員長は「地域資源であるミズイカを通じて、外海地区を盛り上げたい」と意気込みを述べた。田上市長は、ミズイカの刺し身を試食し「肉厚でぜいたくな味。かんでいると甘みが出てくる」と感想。「世界遺産を見たり、棚田を楽しんだりして、外海を味わい尽くしてもらいたいですね」と話した。

 祭りは12月2日まで。御膳1食につき一つもらえるスタンプを三つ集めると、抽選でミズイカ1キロが当たるスタンプカードも配る。

ミズイカを贈呈した「そとめ水いか祭り実行委」林委員長(左)ら=長崎市役所