V長崎 高木監督退任

2018/11/20 [00:14] 公開

 サッカーJ1のV・ファーレン長崎は19日、高木琢也監督(51)が任期満了に伴い今季限りで退任すると発表した。チームは現在最下位で、2試合を残してJ2降格が決まっていた。12月1日のJ1最終節、ホーム清水戦が最後の指揮となる。後任は未定。

 J2に初昇格した2013年シーズンから監督を務め、13、15年はリーグ6位でJ1昇格プレーオフに進出。17年に2位で初のJ1昇格を決めた。在籍6年は歴代最長。

 長崎県南島原市出身。長崎県立国見高卒業後、大商大、J1広島などでプレーした。日本代表時代は「アジアの大砲」と呼ばれ、ワールドカップ初出場を目前で逃した1993年の「ドーハの悲劇」を経験した。監督としてはJ2横浜FCをJ1昇格に導いたほか、東京V、熊本も率いた。

高木琢也監督