食品加工会社「ごと」(長崎県五島市)を成長に導いた同社元社長で、中小企業診断士の木下秀鷹さん(44)が、自身の経営戦略をまとめた「限られた条件で勝ち続ける!『地方ビジネス』成功のルール」を現代書林(東京)から出版した。販路、人材、市場のいずれもが制約される離島の環境の中で培った経営ノウハウを盛り込んだ。
木下さんは神戸市生まれ。上智大卒業後、広告代理店や大手メディア勤務を経て、2016年に五島へ移住し同社に入社。翌年から社長として経営を担った。
移住後は原材料高騰や人手不足、天候による往来の制約といった離島特有の課題に直面する一方、島固有の物語性や高品質な食材の可能性に着目。独自の「ローカル・ブランド・マネジメント」でブランド戦略を構築し、五島産サツマイモ「ごと芋」を全国区へと押し上げ、全国のサツマイモ品評会「日本さつまいもサミット」(実行委主催)では「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」の3年連続受賞を果たした。
「ごと芋」の販売を軸に、五島の魚介や野菜を使ったカレーやスープなどのレトルト食品開発、地元飲食店のメニューを商品化するOEM(相手先ブランドによる生産)事業にも着手し、約9年で売り上げは4倍、取引先は60倍に拡大した。
著書では会社経営の軌跡を交えながら、商品開発や価格設定、販路開拓、広報戦略の組み立て方に加え、理念を組織に浸透させ人材を育てる手法を解説。「弱みを強みに変える」との考え方を軸に、他地域の中小企業にも応用可能な実践論として体系化した。
今年1月に社長から顧問となり、現在は地方・中小企業のブランディングや販路開拓を支援する木下さんは「限られた条件の中で奮闘する経営者のヒントになれば」と話す。200ページ。1540円。県内12の主要書店や電子書籍などで販売している。
木下さんは神戸市生まれ。上智大卒業後、広告代理店や大手メディア勤務を経て、2016年に五島へ移住し同社に入社。翌年から社長として経営を担った。
移住後は原材料高騰や人手不足、天候による往来の制約といった離島特有の課題に直面する一方、島固有の物語性や高品質な食材の可能性に着目。独自の「ローカル・ブランド・マネジメント」でブランド戦略を構築し、五島産サツマイモ「ごと芋」を全国区へと押し上げ、全国のサツマイモ品評会「日本さつまいもサミット」(実行委主催)では「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」の3年連続受賞を果たした。
「ごと芋」の販売を軸に、五島の魚介や野菜を使ったカレーやスープなどのレトルト食品開発、地元飲食店のメニューを商品化するOEM(相手先ブランドによる生産)事業にも着手し、約9年で売り上げは4倍、取引先は60倍に拡大した。
著書では会社経営の軌跡を交えながら、商品開発や価格設定、販路開拓、広報戦略の組み立て方に加え、理念を組織に浸透させ人材を育てる手法を解説。「弱みを強みに変える」との考え方を軸に、他地域の中小企業にも応用可能な実践論として体系化した。
今年1月に社長から顧問となり、現在は地方・中小企業のブランディングや販路開拓を支援する木下さんは「限られた条件の中で奮闘する経営者のヒントになれば」と話す。200ページ。1540円。県内12の主要書店や電子書籍などで販売している。

