リシャール・ルデュ氏監修 スイーツ×生演奏×夕暮れの長崎港 グラバー園で優雅な時間

長崎新聞 2025/03/22 [10:20] 公開

テーブルでスイーツの仕上げをするルデュ氏(中央)=長崎市、グラバー園

テーブルでスイーツの仕上げをするルデュ氏(中央)=長崎市、グラバー園

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長崎市南山手町のグラバー園で20日、夕暮れの長崎港を眼下に絶品スイーツと音楽の生演奏を堪能するイベントが開かれ、約50人が優雅な時間を楽しんだ。
 スイーツを生かしたまちづくりプロジェクト「My SWEET NAGASAKi(マイ スイート ナガサキ)」の一環。プロジェクトの実行委員長で、フランスの有名菓子店「ピエール・エルメ」日本法人代表、リシャール・ルデュ氏が監修したスイーツが提供された。イチゴのミルフィーユは県産の「ゆめのか」を使用。ルデュ氏が各テーブルを回り、貴重なバルサミコ酢を添えて完成させ、参加者を喜ばせた。
 プロジェクトは地域活性化と菓子職人の育成などが目的。ルデュ氏は「長崎は素晴らしい街。シュガーロードなどの歴史を全世界に伝えていきたい」とあいさつ。ルデュ氏をサポートした、同市銅座町のパティスリー「BLUE PRINT(ブループリント)」のシェフパティシエ、神﨑琢也さん(31)は「若手の菓子職人たちで地域を盛り上げていきたい」と意欲を語った。
 イベントは22日まで開催(当日券あり)。園内では同日まで人気スイーツショップが集うマルシェも開かれている。