『投票先』何を重視して決める?衆院選「政党」「消費税政策」 知事選「人柄」や「実行力」 長崎

長崎新聞 2026/02/05 [10:20] 公開

「今回の知事選では何を重視して投票先を決めますか(決めましたか)」の質問への回答で多く挙がった言葉(ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析)

「今回の知事選では何を重視して投票先を決めますか(決めましたか)」の質問への回答で多く挙がった言葉(ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析)

  • 「今回の知事選では何を重視して投票先を決めますか(決めましたか)」の質問への回答で多く挙がった言葉(ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析)
  • 「今回の衆院選では何を重視して投票先を決めますか(決めましたか)」の質問への回答で多く挙がった言葉(ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析)
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知事選と衆院選の投開票日(8日)まで残り3日。長崎新聞の情報窓口「ナガサキポスト」のLINE(ライン)で「何を重視して投票先を決めますか(決めましたか)」と意見を募ったところ、約400人から回答を得た。回答を人工知能(AI)で分析すると、知事選は候補者の「人柄」や「実行力」、衆院選は「政党」や「消費税」を巡る「政策」などを重視する傾向が見えた。
 データ分析を手がけるユーザーローカル(東京)の「AIテキストマイニング」を使用し、使用頻度が高い言葉を抽出。特定の候補者名や「現職」などは除き、「石木ダム→ダム」「西九州新幹線→新幹線」など同義語は表記を統一した。

■知事選
 知事選では、人柄や実行力のほか、誠実さや能力など候補者の資質を挙げる声が多かった。新上五島町の自営業女性(67)は「庶民感覚のある人で踏襲ではなく何が必要かを考えてくれる人」。政策や公約を判断材料とした回答には「人口減少対策」や「子育て支援」などが記された。東彼東彼杵町の男子大学生(21)は、若者が地元に残りたいと思える政策を期待する。
 本県の長年の懸案事項である石木ダム建設事業への姿勢や、九州新幹線長崎ルートの全線フル規格化に向けた実績を重視する意見も目立った。諫早市のパート・アルバイト男性(69)は「しがらみの強い古い政治圧力からより遠い候補者」。西彼長与町の保育教諭女性(37)は「人間同士なので100%(考えが)合う方はいない。自分の思いと擦り合わせ、この人なら住みたい長崎をつくってくれそうと思える方に一票を入れたい」とした。

■衆院選
 衆院選では、各党が公約に掲げる消費税減税や物価高対策など生活に直結する政策を挙げる回答が多数。消費税減税は賛否が分かれた。雲仙市の男性(77)は、各党が消費税減税を主張する現状を受け「すぐに実現できるはずでは?」。南島原市のパート・アルバイト女性(50代)は「減税のデメリットもはっきり示してくれる候補者、政党を選びたい」とした。
 「高市政権」に対しては期待と不安の声が入り交じった。被爆県として「平和」「戦争」もキーワードに挙がり、長崎市のパート・アルバイト女性(60)は「絶対に譲れないのは戦争に加担しない、核を持たないこと。これを危うくするような党の候補者にはどうしても投票できない」。
 佐世保市の公務員男性(46)は「まず政党。次に知名度。ただ、勝ちたいがために他の候補や政党を邪魔する方には入れない」とクリーンな選挙を要望。知事選、衆院選とも「政治とカネ」に対する厳しい視線が注がれた。
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 アンケートは1月28~30日に実施。世論調査と異なり、多様な意見を聞き取るのが目的です。ご協力ありがとうございました。