東大の講義室の愛称「日本ベネックスルーム」に 長崎の企業が協賛応募、社長は卒業生「知名度アップに」

長崎新聞 2026/05/07 [12:00] 公開

「日本ベネックスルーム」の前に立つ小林社長(左)と寺田寅彦教養学部長=東京大(日本ベネックス提供)

「日本ベネックスルーム」の前に立つ小林社長(左)と寺田寅彦教養学部長=東京大(日本ベネックス提供)

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産業機器などの製造業、長崎県諫早市の日本ベネックス(小林洋平社長)は、東京大が公募した大学施設のネーミングプラン(命名権)に協賛し、駒場キャンパス(東京都目黒区)の講義室1室の愛称を「日本ベネックスルーム」とする協定を結んだ。東京大によると、九州に本社を置く企業との協定締結は初めて。

 愛称を定めたのは、教養学部「21 KOMCEE(コムシー) East K212講義室」(206平方メートル、156人収容)。協定締結期間は4月1日から2031年3月31日までの5年間。協賛額は非公表。

 同社は長崎市内の3カ所(長崎ブリックホール、市恐竜博物館、市総合運動公園)と、同市の長崎大付属図書館本館内の3施設の命名権を既に取得。その後、就職を希望する学生のエントリー増加などの効果があり、環境エネルギー事業を展開する首都圏でも知名度アップを目指し、協賛に応募した。

 東京大出身の小林社長は「多くの学生に社名を知ってもらい、優秀な学生の採用につなげるのがベスト。中長期的にみても知名度アップに生かせる」と話した。

 東京大は19年度から教育研究環境の整備に賛同する民間事業者などを募るネーミングプランを実施。同社を含め15件を締結した。