老朽化が進む県営バスターミナルの建て替えを中心とする長崎市大黒町地区の再開発に関し、長崎県と同市は13日、対象区域など都市計画の素案を明らかにした。現ターミナルビルが面する国道の一部を拡幅し、バス停車帯を整備する。
同地区では、ターミナルビルを含む既存建築物が老朽化し、耐震性も不足している。土地建物所有者ら地権者は再開発に向けた準備組合を昨年3月に設立。市街地再開発事業として、ターミナルをはじめ複合ビルの共同建て替えを目指して協議を進めていた。
素案によると、対象区域は、ターミナルビルを含むA街区(約3800平方メートル)と隣接するB街区(約1200平方メートル)。それぞれに複合施設を建設し、国道に面して歩道と一体的に整備する。A街区はバスターミナルや商業施設、宿泊施設、B街区には商業施設、駐車場を検討。両施設を上階部分で接続するイメージ図も示したが「確定はしていない」とした。
現ターミナルビル前の国道は、通勤ラッシュ時にバスが連なり混雑するのに加え、降車専用のバス停しかなく、どこでバスに乗ればよいのか観光客らには分かりにくいとの指摘があった。国道を拡幅し、バス専用の停車帯(バスベイ)を整備することで、混雑緩和や利便性向上を図る。
県と同市が同日、市内で周辺住民向けの説明会を開いた。参加者からは、JR長崎駅とのアクセスや周辺道路の動線について質問や意見が出た。今後、都市計画案の縦覧や審議会を経て、都市計画の決定を目指す。
同地区では、ターミナルビルを含む既存建築物が老朽化し、耐震性も不足している。土地建物所有者ら地権者は再開発に向けた準備組合を昨年3月に設立。市街地再開発事業として、ターミナルをはじめ複合ビルの共同建て替えを目指して協議を進めていた。
素案によると、対象区域は、ターミナルビルを含むA街区(約3800平方メートル)と隣接するB街区(約1200平方メートル)。それぞれに複合施設を建設し、国道に面して歩道と一体的に整備する。A街区はバスターミナルや商業施設、宿泊施設、B街区には商業施設、駐車場を検討。両施設を上階部分で接続するイメージ図も示したが「確定はしていない」とした。
現ターミナルビル前の国道は、通勤ラッシュ時にバスが連なり混雑するのに加え、降車専用のバス停しかなく、どこでバスに乗ればよいのか観光客らには分かりにくいとの指摘があった。国道を拡幅し、バス専用の停車帯(バスベイ)を整備することで、混雑緩和や利便性向上を図る。
県と同市が同日、市内で周辺住民向けの説明会を開いた。参加者からは、JR長崎駅とのアクセスや周辺道路の動線について質問や意見が出た。今後、都市計画案の縦覧や審議会を経て、都市計画の決定を目指す。