JICAの専門家・長崎出身の男性、在ジブチ日本大使館から表彰…教育支援に尽力「成長する姿うれしい」

長崎新聞 2026/05/07 [12:35] 公開

大河内大使(右)から表彰状を受け取る大田さん=在ジブチ日本大使館(同大使館提供)

大河内大使(右)から表彰状を受け取る大田さん=在ジブチ日本大使館(同大使館提供)

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アフリカ東部の小国ジブチで国際協力機構(JICA)の専門家として働きながら、教育支援ボランティアを続けてきた長崎市出身の大田孝さん(57)が活動を評価され、在ジブチ日本大使館の大河内昭博大使から「在外公館長表彰」を贈られた。3月末で同国を離れ、現在フィリピンに暮らす大田さんは取材に対し「成長する姿を見ているとうれしくて、疲れもすぐ吹き飛んでしまう」と喜びを語った。

 大田さんは3月末までの約4年間、ジブチ沿岸警備隊の支援業務の傍ら、現地の若者らの自立支援のため、洋裁技術やそろばん教育の普及に尽力。バドミントン競技の指導などに取り組んだ。
 日本国内で各家庭に眠るそろばんやラケットの提供も呼びかけ、アフリカ衣類・雑貨の製造や販売を手がけるシエルナガサキ(長崎市)の協力で、少なくとも、そろばん400台、ラケット200本を現地の教育機関などに寄贈した。
 3月4日に同国の首都ジブチ市にある日本大使館で表彰セレモニーがあり、大河内大使から表彰状を贈られた。
 大田さんは取材に「皆さんの善意なしではとても成り立たなかった。この表彰はこれまで寄付していただいた方々に贈りたい」と感謝の言葉を述べた。