長崎県と佐世保市が東彼川棚町で進めている石木ダム建設事業を巡り、県は7日、反対派市民団体への説明会を中組郷の町公会堂で開き、大石賢吾知事が出席した。市民団体側は治水効果は疑問だとして計画の見直しを求めたが、大石知事は「(ダム事業は)法令・手順にのっとって進めてきた。ダムの必要性の議論は終わっている」と事業の正当性を改めて強調し、双方の主張は平行線に終わった。
今年4月以降、事業に反対する市民団体「市民による石木ダム再評価監視委員会(市民委)」へ県が3回開いた「技術的な疑問に対する説明会」を踏まえ、市民委の質問に大石知事が答える形で進行。ダムの水没予定地で暮らす川原地区の反対住民ら約150人が傍聴した。
傍聴後、建設に反対する住民の岩下すみ子さん(77)は取材に、「若い知事は気持ちを理解してくれると期待したが、裏切られた。説明会出席は選挙(知事選)前のパフォーマンス」と切り捨てた。
2032年度までのダム完成を目指す県は、来年度中に本体工事の発注が必要としており、反対住民らが監視のために設置した「団結小屋」が本体工事の支障になるとして、行政代執行による撤去の可能性を示唆している。
今年4月以降、事業に反対する市民団体「市民による石木ダム再評価監視委員会(市民委)」へ県が3回開いた「技術的な疑問に対する説明会」を踏まえ、市民委の質問に大石知事が答える形で進行。ダムの水没予定地で暮らす川原地区の反対住民ら約150人が傍聴した。
傍聴後、建設に反対する住民の岩下すみ子さん(77)は取材に、「若い知事は気持ちを理解してくれると期待したが、裏切られた。説明会出席は選挙(知事選)前のパフォーマンス」と切り捨てた。
2032年度までのダム完成を目指す県は、来年度中に本体工事の発注が必要としており、反対住民らが監視のために設置した「団結小屋」が本体工事の支障になるとして、行政代執行による撤去の可能性を示唆している。
