川棚駅(長崎県東彼川棚町)が無人化へ JR九州、3月18日から

2023/01/21 [10:00] 公開

 JR九州は19日、3県の5駅を無人化すると発表した。うち長崎県内は大村線の川棚駅(東彼川棚町)。少子高齢化などを背景とした業務効率化の一環で、3月18日のダイヤ改正に合わせて実施する。
 他の4駅は福岡県内3駅、熊本県内1駅。利用状況などを総合的に判断したという。
 川棚駅の2021年度の1日当たり乗車人員は約700人。同駅では現在、平日午前7時半~正午に駅係員が対応しているが、3月18日以降は終日不在となり、県内のJR39駅のうち、有人駅は13、無人駅は26になる。
 無人化する駅には近隣駅の係員が定期的に巡回し清掃などをするほか、録画・遠隔カメラの増設、インターホンの設置などで利用者の安全見守りや案内をするとしている。切符は駅設置の自動券売機で購入できる。手伝いが必要な乗客には介助スタッフが駅に赴き、乗降の手伝いをするという。