長崎市は6月から、がん治療の副作用などによる外見の変化に対処する「アピアランスケア」用品を購入した市民を対象に、費用の半額(上限2万円)を支給する事業を始めた。
市健康づくり課によると、市のがん罹患(りかん)者数は2019年時点で約3900人。医療技術が進歩し、治療を続けながら社会生活を送る患者が増えている。抗がん剤などの影響で脱毛したり、手術で体の一部を切除したりすることもあり、アピアランス(外見)の変化を補うケア用品の需要が高まっている。
同様の費用助成は、県内では佐世保市や対馬市など複数の自治体が実施済み。長崎市は市民からの問い合わせや議会での要望を受け、検討を進めていた。
用品は、今年4月以降に購入した(1)ウィッグ(2)装着用ネット(3)毛付き帽子(4)人工乳房・人工乳頭(5)補整パッド(6)補整下着(7)専用入浴着。過去に国や地方公共団体から同趣旨の助成を受けていない人に1回まで助成する。(4)~(7)は左右の乳房切除ごとに1回。申請は購入の翌日から1年以内。
助成希望者は申請書や領収書、がん治療を確認できる書類などをそろえ、窓口か郵送で市健康づくり課に提出する。申請書は市のホームページや同課窓口で入手できる。審査後、助成が決まれば指定口座に助成金を振り込む。問い合わせは同課(電095・829・1154)。
市健康づくり課によると、市のがん罹患(りかん)者数は2019年時点で約3900人。医療技術が進歩し、治療を続けながら社会生活を送る患者が増えている。抗がん剤などの影響で脱毛したり、手術で体の一部を切除したりすることもあり、アピアランス(外見)の変化を補うケア用品の需要が高まっている。
同様の費用助成は、県内では佐世保市や対馬市など複数の自治体が実施済み。長崎市は市民からの問い合わせや議会での要望を受け、検討を進めていた。
用品は、今年4月以降に購入した(1)ウィッグ(2)装着用ネット(3)毛付き帽子(4)人工乳房・人工乳頭(5)補整パッド(6)補整下着(7)専用入浴着。過去に国や地方公共団体から同趣旨の助成を受けていない人に1回まで助成する。(4)~(7)は左右の乳房切除ごとに1回。申請は購入の翌日から1年以内。
助成希望者は申請書や領収書、がん治療を確認できる書類などをそろえ、窓口か郵送で市健康づくり課に提出する。申請書は市のホームページや同課窓口で入手できる。審査後、助成が決まれば指定口座に助成金を振り込む。問い合わせは同課(電095・829・1154)。