佐世保市ハザードマップに誤記載271カ所 避難所の誤りも、7月下旬に再配布

長崎新聞 2026/06/25 [10:20] 公開

記載ミスがあった洪水ハザードマップ。避難所となる世知原地区コミュニティセンターの実際の位置は赤点線で囲った部分

記載ミスがあった洪水ハザードマップ。避難所となる世知原地区コミュニティセンターの実際の位置は赤点線で囲った部分

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長崎県佐世保市は24日、4月に市民に配布した洪水ハザードマップで記載ミスが271カ所あったと明らかにした。避難所の位置が間違っていたほか、注意箇所や施設の記載漏れ、凡例や名称の誤りなどがあった。市は「受注業者のミス」としており、4万5780部を再印刷し7月下旬ごろ各世帯に再配布する。

 市は昨年度、相浦川、佐々川、早岐川など7水系のマップ作成を業者に約810万円で委託。各水系の洪水ハザードマップを4冊に分けて収録し、対象地区の各世帯に配布した。4月に市民から自治会の名称や公民館、消防分団の位置が違うと指摘があり判明した。

 施設などの位置ずれは22、施設名や凡例などの誤りは67、施設などの記載漏れは56、河川を横断する箇所や注意箇所の記載漏れは126。このうち避難所の位置ずれは世知原地区コミュニティセンターの1カ所だった。入力ミスや確認不足、チェック体制の不備が原因という。

 再印刷して再配布する予定で費用は受注業者が負担するという。7月上旬ごろに修正版のデータをホームページに公開する予定。

 市議会都市整備委員会で土木部が報告し、発注者として再発防止策や発注課によるチェックを強化すると強調。「市民や町内会、関係者に多大な迷惑をかけたことを深くおわびする」と陳謝した。