東彼川棚町長の山口文夫氏（75）は16日、任期満了に伴う同町長選（9月6日告示、11日投開票）に4選を目指し無所属で立候補すると同日開会した定例町議会で明らかにした。同町長選で出馬を表明したのは山口氏が初めて。
山口氏は佐世保市への統合型リゾート施設（IR）の整備、ポストコロナ、デジタル化など、時代の変革期に新たな価値をつくるためには「豊富な行政経験が必要」と強調。「新たな課題や道半ばの取り組みを解決し、新しいまちをつくっていくのが責務」と述べた。
山口氏は同町役場を定年退職後、2010年に初当選。14年は無投票で再選し、18年は新人との一騎打ちを制した。