全日本バレー高校選手権長崎県大会 女子は聖和女学院、男子は大村工が優勝

2020/11/24 [15:00] 公開

決勝でブロックに跳ぶ大村工の選手たち(上)と、V奪回を果たして喜ぶ聖和女学院の選手たち(下)=大村市、シーハットおおむら

 バレーボールの第73回全日本高校選手権(春高)県大会最終日は23日、大村市のシーハットおおむらで男女の準決勝、決勝が行われ、女子は聖和女学院が3年ぶり5度目、男子は大村工が11年連続18度目の優勝を飾った。両校は全国大会(来年1月5~7、9、10日・東京体育館)に出場する。組み合わせ抽選会は今月29日に東京で実施される。
 女子決勝は聖和女学院が九州文化学園にストレート勝ちした。第1、2セットはセッター宮田のテンポの速いトス回しから、MB岡住、OH田口らが得点を重ねて25-16、25-19で連取。追い掛ける展開になった第3セットは、途中からセッター山崎が入って流れを変え、25-22で制した。
 男子決勝の佐世保南-大村工は第1セット、佐世保南がエース入来、OH小森のスパイクなどで25-22と先取した。第2セットは大村工がMB村田、OH松本らの多彩な攻めで25-21と奪い返すと、第3、4セットは28-26、25-20で取り、セットカウント3-1で逆転勝ちした。
 今大会は人数制限を設けた上で観客を入れるなど、新型コロナウイルスの感染症対策を取りながら実施した。