大自然でモ~最高! 佐世保・宇久島、自然の豊かさ生かした牛の放牧

長崎新聞 2026/06/03 [11:33] 公開

大自然が広がる放牧地でゆっくりと過ごす牛=佐世保市宇久町

大自然が広がる放牧地でゆっくりと過ごす牛=佐世保市宇久町

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五島列島最北に位置する佐世保市宇久町では、自然豊かな原野を生かした牛の放牧が盛ん。今年も青い海を背景に草をはむのどかな風景が広がっている。
 同市宇久行政センター産業建設課の濵村将 寬さん(50)によると、現在四つの集落の郷有地や個人の土地など約100ヘクタールを使って、飼料となる草が生える春から12月にかけて放牧。潮風が当たりミネラルたっぷりの草を食べて育った牛は、足腰が強く肉質も良好という。
 島では現在55戸の畜産農家が約910頭の繁殖牛を飼育。生まれた子牛は約10カ月間大切に育て、肥育素牛として県内外に出荷している。島から送り出す子牛は年間約770頭。各地で高級黒毛和牛として育てられている。
 濵村さんは「高齢化が進み農家戸数が減少する中、島を離れていた後継者が戻り基幹産業を盛り立てている。肥育農家のニーズに合った飼育技術の習得に努力を重ねてくれている」と、さらなる畜産業の発展に期待を寄せた。