高齢者見守りで3事業者と連携 島原市と市医師会

2020/10/24 [11:16] 公開

協定書を手に写真に納まる関係者=島原市役所

 長崎県島原市と市医師会(高尾雅已会長)は、市内外の3事業者と高齢者らの事故防止や異変の早期発見を図る「高齢者等見守りネットワーク連携協定」を結んだ。
 3事業者は、障害者の就労支援施設を運営する長崎ライフサービス、家事代行サービス事業を展開するLife care、ローソン島原萩が丘2丁目店。市福祉課によると、今回を含め73事業者と協定を結んでいる。
 日ごろの業務の中で高齢者らの事故や異変に気付いた場合、市や地域包括支援センターに通報するなどして連携体制を充実する。締結式で古川隆三郎市長は「市内の65歳以上の高齢者は、人口の35%を超える。協定は安心安全の支えとなる」、高尾会長は「高齢者を見守ってくれることへの協力は力強い」とあいさつした。