地元食材を使いオリジナルパン 鶴南特支五島分校

2020/10/22 [10:43] 公開

発表会で披露する劇に登場するパンを作った生徒ら=五島市、鶴南特別支援学校五島分校

 五島市の県立鶴南特別支援学校五島分校で13日、中学部の生徒6人が、五島の食材を使ったオリジナルのパンを作った。11月7日の鶴南ごとう発表会で披露する劇に登場するパンで、発表会ではレシピを配る。
 劇は「西遊記」をモチーフに創作した作品で、五島を訪れた三蔵法師らの一行が、オリジナルパンの移動販売車と出合うストーリー。試作会では教諭が考案したレシピを基に、五島産のちくわとアスパラを使った「ちくパラパン」、カレー味の干し大根やヒジキなどを練り込んだ「ガンダーラパン」の2種類を作り、全員で食べ比べた。
 中村豪吉さん(15)=3年=は「生地をこねるのが楽しい。体重をかけてこねた」、松本泰樹さん(15)=同=は「自分で作ったからどちらもおいしい。家でも作ってみたい」とそれぞれ話した。