長崎県諫早市本町にあり、中心部商店街に残る歴史的建造物として知られた銀行の建物(鉄筋コンクリート2階建て、1931年築)が内装も可能な限り建築当時の姿に復元され、「SEED(シード) 1931」として再出発した。地元の九州ガスホールディングス(HD)が土地と建物を2022年3月に取得し、耐震・改修工事を進めていた。吹き抜けの1階フロアはイベントにも活用される予定で、郷土の歴史的遺産を生かした市民交流・にぎわい創出の新たな拠点として期待されている。
元々は諫早銀行本店だった建物で、1942年からは十八銀行諫早支店、2020年10月からは十八親和銀行諫早支店として使用。21年7月の店舗統合後は閉鎖されていた。「正面にある4本の列柱や分厚い石材外壁を取り入れた重厚な銀行建築。直線的な窓など典型的な昭和初期の面影も残す」などとして、県の「まちづくり景観資産」にも登録されている。
九州ガスHDは歴史的遺産を次代につなげていこうと、十八親和銀行から物件を取得。諫早銀行時代の建物を保存しつつ増築し、延べ床面積は約950平方メートル。地球環境に配慮し、照明や換気、空調などのエネルギー消費を抑えた設計にした。
2階には同社が本社機能を津久葉町から移転させたほか、諫早銀行時代の趣が色濃く残る吹き抜けの1階には市内で飲食店を経営するベースがテナントとして入り、まちづくりのイベント会場としても使えるカフェレストラン「ARCH(アーチ)」を11月中旬にオープンさせる。建物と渡り廊下で接続する形で隣に立体駐車場(4層5段、110台収容)も整備。商店街の買い物客も利用できるようにしている。
九州ガスHDの栗林宏光社長は「貴重な遺産なので何とか残さなければと思った。地域の交流の場、諫早の新たなランドマークになればうれしい」と話した。
元々は諫早銀行本店だった建物で、1942年からは十八銀行諫早支店、2020年10月からは十八親和銀行諫早支店として使用。21年7月の店舗統合後は閉鎖されていた。「正面にある4本の列柱や分厚い石材外壁を取り入れた重厚な銀行建築。直線的な窓など典型的な昭和初期の面影も残す」などとして、県の「まちづくり景観資産」にも登録されている。
九州ガスHDは歴史的遺産を次代につなげていこうと、十八親和銀行から物件を取得。諫早銀行時代の建物を保存しつつ増築し、延べ床面積は約950平方メートル。地球環境に配慮し、照明や換気、空調などのエネルギー消費を抑えた設計にした。
2階には同社が本社機能を津久葉町から移転させたほか、諫早銀行時代の趣が色濃く残る吹き抜けの1階には市内で飲食店を経営するベースがテナントとして入り、まちづくりのイベント会場としても使えるカフェレストラン「ARCH(アーチ)」を11月中旬にオープンさせる。建物と渡り廊下で接続する形で隣に立体駐車場(4層5段、110台収容)も整備。商店街の買い物客も利用できるようにしている。
九州ガスHDの栗林宏光社長は「貴重な遺産なので何とか残さなければと思った。地域の交流の場、諫早の新たなランドマークになればうれしい」と話した。



