ビーバーに「特製おせち」 佐世保・森きらら

2020/01/04 [00:00] 公開

「特製おせち」を頬張るアメリカビーバー=長崎県佐世保市、森きらら

 長崎県佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)は3日、園内で飼育しているアメリカビーバー4匹に「特製おせち」をプレゼントした。
 今年のえと「子(ね)」にちなみ、ネズミの仲間であるビーバーに、初めて贈ることに。鉄製の皿の上に、飼育員が草食獣用のえさでビーバーを模して作った団子や、来園者がニンジンやリンゴなどをトッピングした「おせち」を用意した。
 展示場で「おせち」を味わうように頬張るビーバーたち。来園者は写真を撮ったり、食い入るように観察したりして楽しんでいた。家族で訪れた市立広田小6年の田崎將慈(しょうじ)君(11)は「食べている様子がかわいい」と笑顔で話した。
 4日もビーバーに「おせち」をプレゼントする。