長崎県佐世保市江迎町の寿福寺(松園光基住職)で16日、色づき始めたカエデをアクリル板に映る逆さまの姿と同時に楽しめる「逆さ紅葉」の一般公開が始まる。25日まで。
築約200年の旧本堂に10畳分のアクリル板を敷いた。見る角度によって日本庭園が姿を変えて映し出される。初夏の「逆さ新緑」とともに定着。バスツアーに組み込まれるなど、市内外から多くの参拝客が訪れる。
今年は暖かい日が続いたため、例年より2週間ほど遅いという。松園住職(72)は「徐々に色が深まっていく様子を眺め、季節の移り変わりを楽しんでほしい」と話した。公開は正午から午後4時まで。拝観料は500円(高校生以下は無料)。
「逆さ紅葉」公開 江迎・寿福寺 25日まで
2019/11/16 [00:01] 公開