松浦で少年野球教室 摂津さんら元プロが指導

2019/10/08 [00:03] 公開

元プロ野球選手の田中さんから指導を受ける子どもたち=松浦市、青のまち松浦スタジアム

 世界少年野球推進財団(WCBF)は5日、長崎県松浦市今福町の「青のまち松浦スタジアム」で少年野球教室を開き、県北の10チーム約230人が参加。元プロ野球選手4人が技術指導をした。
 全国農業協同組合連合会(JA全農)が特別協賛。九州での開催は今年初めて。摂津正さん(ソフトバンクOB)、柴原洋さん(同)、里崎智也さん(ロッテOB)、田中幸雄さん(日本ハムOB)の4人が講師を務めた。
 教室ではランニングやストレッチで体をほぐした後、摂津さんが投げ方の基本を教えた。ポジション別指導では田中さんが内野手にキャッチボールの大切さを、里崎さんが捕手にキャッチングやミットを構えたときの右手の置き場所などをそれぞれアドバイスした。ティーバッティング練習などのほか、指導者や保護者を対象にした子どものトレーニング法や栄養管理に関する講習もあった。
 参加した同市福島町の福島ブルーアイランズ主将、松下凛也さん(11)=市立福島養源小6年=は「ポジションは捕手。元プロ野球選手の指導は納得できることばかりだった。これからのプレーに生かしたい」と話した。