3台目の送迎車 ヤベホーム寄贈 諫早の障害者施設

2019/10/01 [11:52] 公開

贈呈式で施設利用者代表に話し掛ける矢部社長(左)=諫早市、むつみの家

 諫早市の住宅会社ヤベホームは9月30日、同市小長井町の重症心身障害児・者施設、みさかえの園総合発達医療福祉センターむつみの家に、5人乗り送迎車「清ちゃん号・第3号」を贈った。
 矢部福徳社長(61)の長女で2008年2月に24歳で亡くなった清子さんが同施設を利用していた縁で、同社はこれまでに2台寄贈している。
 贈呈式で、矢部社長は「障害のある子どもたちは、笑顔で私たちを明るくしてくれる“世の光”。安心して暮らせる社会の実現を今後も訴えていきたい」とあいさつ。利用者代表に鍵の模型を手渡した。
 福田雅文施設長(66)は「清ちゃん号は諫早地区を中心に、重い障害の方たちの大切な足となる」と感謝状を読み上げた。