V・ファーレン長崎 初の天皇杯8強

2019/09/19 [10:09] 公開

【4回戦、V長崎-仙台】後半42分、V長崎の長谷川(中央)が勝ち越しゴールを決め、喜びを爆発させる=諫早市、トランスコスモススタジアム長崎

 サッカーの天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、長崎新聞社など共催)第6日は18日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎などで4回戦6試合が行われ、J2のV・ファーレン長崎は前回準優勝のJ1の仙台に2-1で競り勝ち、2005年のクラブ創立以来、初の8強入りを決めた。法大を2-1で下したJ2の甲府と準々決勝(10月23日予定)で対戦する。
 V長崎は序盤から優位に試合を進めると、後半2分に先制。右サイド深くに抜け出した長谷川がペナルティーエリア中央に浮き球を送り、畑が胸トラップから左足を振り抜いた。後半41分に追いつかれたが、直後の42分にゴール前で島田、米田、幸野とつないで最後は長谷川が押し込んだ。
 神戸が川崎とのJ1勢対決を3-2で制し、鳥栖はC大阪を4-2で破った。大分は広島、清水は磐田にそれぞれPK戦で競り勝った。
 4回戦の残り2試合は25日に行われ、8強が出そろう。