町内の環境美化に取り組んできた長崎県北松佐々町の清掃ボランティア団体「にこにこクリーンさざ」(西尾弘毅代表)は4日、結成20年と活動200回の節目を迎えたことを記念し町文化会館で集いを開いた。
1999年6月に「自分たちのまちは自分たちの手できれいに」を合言葉に35人で活動を始めた。毎月第1日曜日に、駅前や道路沿いなどで草刈りなどに取り組んでいる。
子どもからお年寄りまで活動の輪は広がり、会員数は約250人になった。活動は5月で200回に。これまでの実績が認められ、2013年に国土交通大臣表彰、14年には環境大臣表彰を受けている。
集いでは、これまでの活動を写真で振り返り、参加者の万歳三唱で締めくくった。
10年以上前からは、県立清峰高野球部員らも活動に加わっている。靍田圭子校長は「生徒は、活動への参加を通して、地域の人に支えられていることを実感できている」と語った。西尾代表は「皆さんの応援でここまで続けられた。清掃活動を通し、若い世代の育成をしたい」と話した。
「にこにこクリーンさざ」が集い 結成20年 清掃200回
2019/09/06 [00:05] 公開