グランピングスペース新設 諫早・ブルーベリー農園「のんびり山」

2019/08/12 [11:23] 公開

ハンモックで遊んだり、テント内でくつろいだりできるスペース=諫早市、のんびり山

 長崎県諫早市小長井町田原のブルーベリー農園「のんびり山」はこの夏、自然の中でキャンプ気分が楽しめる「グランピング」スペースを新設した。北欧のアウトドアブランド「ノルディスク」のコットンテントやターブ(布)の中で、日差しを避けながら収穫体験する来場者でにぎわっている。
 同園はブルーベリーの木約400本を栽培。昨年7月~8月末、収穫体験を始めた。幼い子ども連れらが農園内で休憩できるスペースをつくろうと、今年4月から約2カ月間、クラウドファンディング(CF)で資金を募集。約110人から目標(30万円)の2倍超を出資し、テントやタープ2枚、いす、ハンモックを購入した。
 今年も7月中旬から収穫体験を始め、家族連れらが真新しいテントやターブの下で涼みながら、熟した紫の実を味わっていた。代表の森山誠さんは「昨年より来場者の滞在時間が長くなり、楽しんでもらえている」と話した。近くのレストハウスではブルーベリーを使ったスイーツや飲み物が楽しめる。
 収穫体験は8月末まで(23日休み)。予約制。入園料は大人1500円、中学生以下800円、小学生未満無料。のんびり山(電0957.34.3601)。