特産そうめん 「走男の会」が100キロ リレーでPR 南島原から県庁まで

2019/07/05 [00:53] 公開

スタート準備する「走男の会」のメンバー=南島原市深江町、みずなし本陣ふかえ

 7日の七夕の日は、全国乾麺協同組合連合会が定めた「そうめんの日」でもある。長崎県南島原市の有志らでつくる「走男(ソーメン)の会」27人が、同市から県庁まで約100キロをリレーしながら、地元特産品をPRした。

 同会によると、そうめんの日は、平安時代に宮中で、七夕の儀式にそうめんの原型とされる「索餅(さくへい)」を供え、健康を祈願したことに由来する。

 リレーは2013年以降6回目。6月29日午前5時半、同市深江町のみずなし本陣ふかえを出発。断続的に雨が降る中、数キロずつ継走し、約11時間かけ県庁に到着した。林田元博会長(43)は「ランナーの頑張りで“南島原”のそうめんを沿道の人に知ってもらえた」と話した。